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2019-09-20 09:55:00
皮膚に金属が合わないという人は年々増加しています。
また、金属によってピアスやネックレスをつけると痒くなったり、ただれてしまったりすることがある人は少なからずいるかもしれません。
金属アレルギーとは特定の抗原に対して過剰に免疫反応が起きることをいいます。
金属アレルギーは接触性ではなくアレルギー性のため、接触しているから炎症が起きるわけではありません。
金属自体ではなく、溶けだした金属イオンが体のタンパク質と反応することにより発症します。
そのため、お口の中で金属がある場合でも全身に症状が出たりするのです。
|金属を除去すればすぐ治るの?
歯科ではセラミックという陶材を使用することでアレルギーをなくしていく治療をします。
金属アレルギーは金属を除去したからといってすぐに症状がよくなるとは限りません。
人によっては半年から1年ほどかけて治っていく場合もあります。
|歯科で銀歯を使っているけど大丈夫なの?
日本の保険適用で使われている金属は主に金・銀・銅・パラジウム・亜鉛などから構成されています。
これが歯みがきなどでイオンが溶けだしたりして体内へと侵入していきます。
金属自体もともと体の中にあるものではないので、大丈夫かどうかは人それぞれです。
ここで心配しないでいただきたいのは、
「全く問題のない人もいる」
ということです。
なにごとも過剰反応はよくありません。
現に昔から治療で使われていたアマルガムという金属がありますが(これは水銀が50%含まれています)実際全く問題なくお口の中に入っている人もいらっしゃいます。
ただ、銀歯などはまた虫歯になりやすいという欠点もありますので、色々なことをふまえて治療をすることが大切です。
当院ではできるだけ患者様のお口の状態や環境に合わせてご提案させていただいております。