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皮膚に金属が合わないという人は年々増加しています。
また、金属によってピアスやネックレスをつけると痒くなったり、ただれてしまったりすることがある人は少なからずいるかもしれません。
金属アレルギーとは特定の抗原に対して過剰に免疫反応が起きることをいいます。
金属アレルギーは接触性ではなくアレルギー性のため、接触しているから炎症が起きるわけではありません。
金属自体ではなく、溶けだした金属イオンが体のタンパク質と反応することにより発症します。
そのため、お口の中で金属がある場合でも全身に症状が出たりするのです。
|金属を除去すればすぐ治るの?
歯科ではセラミックという陶材を使用することでアレルギーをなくしていく治療をします。
金属アレルギーは金属を除去したからといってすぐに症状がよくなるとは限りません。
人によっては半年から1年ほどかけて治っていく場合もあります。
|歯科で銀歯を使っているけど大丈夫なの?
日本の保険適用で使われている金属は主に金・銀・銅・パラジウム・亜鉛などから構成されています。
これが歯みがきなどでイオンが溶けだしたりして体内へと侵入していきます。
金属自体もともと体の中にあるものではないので、大丈夫かどうかは人それぞれです。
ここで心配しないでいただきたいのは、
「全く問題のない人もいる」
ということです。
なにごとも過剰反応はよくありません。
現に昔から治療で使われていたアマルガムという金属がありますが(これは水銀が50%含まれています)実際全く問題なくお口の中に入っている人もいらっしゃいます。
ただ、銀歯などはまた虫歯になりやすいという欠点もありますので、色々なことをふまえて治療をすることが大切です。
当院ではできるだけ患者様のお口の状態や環境に合わせてご提案させていただいております。
親知らず(智歯)が生えてくると痛くなったり、顎が開かなくなったりすることがあります。
親知らずというのは一番奥の歯のさらに奥にある歯を呼びます。
大抵の方は前歯から数えて7本目までが普通の歯、つまり8本目が親知らずになります。
ただでさえ汚れが溜まりやすい場所ですが、この部分に歯が生えてくるとより磨きにくくなります。
このようになってしまうと歯ブラシが届かないため、汚れが溜まってしまい細菌が増え炎症がおこります。
まったく親知らずの歯が出ていなくても、汚れがたまってしまうこともあるのです。
もちろん、親知らずの歯も普通の歯と同じなので穴があいたり虫歯にもなります。
痛みや症状、生え方などにより親知らずの炎症の診断をします。
とにかく痛くなってきたら、うがいや歯ブラシをがんばりましょう。そして歯医者さんに行きましょう。
場合によってはリンパ腺が腫れたりすることもありますので、定期的なケアが必要です。
親知らずについて詳しくはこちら
睡眠時無呼吸症候群は寝るときに起きる睡眠を障害する病気です。
自分で気づくことがなくても周りの人が気づくことがあります。
眠気がとれない、昼間も眠い方は注意が必要です。