インフォメーション
|虫歯の治療
虫歯の治療には方法がいくつもあります。
小さな虫歯、大きな虫歯と治し方が変わってきます。
|小さすぎるむし歯も直す必要がある?
虫歯はできてしまうとよほど小さくない限り進行していきます。
「虫歯の治療は今やったほうがいいですか?」という質問を受けますが、小さい虫歯は治療をしないこともあります。
進行するのになぜ治療をしないのかということになりますが、虫歯が小さすぎるとかえって削る量が多くなってしまうからです。
結局削って詰めたところがまた二次虫歯のようになってしまってはいけないので経過観察をすることが歯医者さんではよくあります。
また、人によって虫歯の進むスピードというものがあります。
何でも病気は進むスピードが変わってきます。個人個人によって歯の質が硬かったり柔らかかったり、溶けにくかったり溶けやすかったりと違うためです。
小さな虫歯のまま治療をしないで何年も経っている、また十何年も経っているということはよくあることなのです。
それはずっとかかりつけで診ている先生であればその人の歯のことを理解してくれているので分かりますね。
何年も診ていればその人がどんな虫歯になりやすいか、虫歯になってもある程度大丈夫かどうかということが主治医の先生には分かることがあります。
|小さい虫歯は治さなくても大丈夫?
お口の中を診て汚れのコントロールなどを知ることにより小さい虫歯でも治したほうがいいケースもあります。
それは削って歯を治すため、削る量(ダメージ)が少なくすむのです。
たとえば銀歯を入れることになっても小さいのと大きいのでは見た目もちがいますよね。
白いセラミックなどを入れることになっても大きさによって維持力や耐久性はちがってきますね。
|大きい虫歯
一般的に虫歯の治療は1~4回ほどかかります。
虫歯が大きく被せものにしたり、詰め物の下で虫歯になっているケースなどは深い場合があるのでそれくらいかかってしまうことがあります。
また、神経などの治療になる場合は一般的にそれ以上です。
回数が重要ではなく、その歯がまたしっかり咬めてごはんがおいしく食べられるかどうか、長く使えるようになるかを一緒に考える必要があります。
定期的に歯をチェックしていくことは非常に大切ですのでかかりつけの歯医者さんで検診を受けるようにしましょう。